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昭和34 (1959) 年 春 4月6日 前橋高グランド

チーム
沼 田
前橋工 10
【沼田】佐野・尾崎―山田、本塁打―永井・丸山、二塁打―山田・佐野2
【前橋工】大井・角田―設楽、本塁打―西脇

昭和34 (1959) 年 夏 (第41回)

(投) 尾崎尚夫 (3)
(投) 佐野浩司 (3)
(捕) 山田 岱 (2)
(一)丸山慎一 (3)
(二) 金子 剛 (3)
(三) 阿部達巳 (3)
(遊) 山越康之助 (2)
(外)清水 勇 (3)
主(外)阿部益一 (3)
(外) 伊与久明信 (3)
(外) 永井完児 (3)
校長持丸理喜男
部長 
監督 

猛練習で上り坂、とくに打撃に重点
◎ チームにとって一番の悩みは冬の5ヶ月は霜と雪のため練習ができないという地理的な悪条件だ。そのハンデキャップを克服して今夏こそその意気込みを燃やして猛練習を続けている。チームワークもよく、高校野球らしさも失わず、地味だが堅実さのあるチーム。大部分が三年生で、一、二年のときから大会に出場している選手が多く、試合度胸も備わってきた。
◎ 尾崎・佐野の両投手が交互に投げているが、尾崎は右からのくせのある球で、カーブを武器とし、佐野は左腕で真正面から速球をぶつけるという具合で、おもしろみのある投手陣だ。佐野はスピードはあるが、ややコントロールを欠く恨みがある。尾崎のスッと流れるカーブは打者にとってはなかなかの難物らしく、これまでの試合でもあまり打たれていない。山田捕手は二年生だが体も大きく、チームの中心となって全軍を引き締めておりバッティングも強力で、鋭い当たりを示している。
◎ 守備はとくに目立つ選手もおらず、華やかなプレーも見られないが、どの選手も性格的には堅実型で、泥臭いけれども体当たりで球を食い止めていく意気込みをもっており、それだけに大した波乱も起こさないだろう。
◎ 打撃は阿部(益)、佐野、山田の長打力が得点源となり、とくに阿部は主将の名にそむかず、堅実な打撃力をもっている。それら上位打者を中心に一試合平均7本の安打を放っているが、途中で打線が切れる恐れもあるので、それをカバーするため打撃に主力を注いで一日四時間の猛練習を続け、今大会こそと張り切っている。

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第二回戦 7月18日 前橋敷島


チーム
沼 田
高崎商

沼田の積極作戦空し
◎ 高商は二回、敵失と3本の安打で2点を先取したが、沼田もよく高商木暮投手に食い下がり、六回表四つの四球で押し出し1点、かわった金井から山田が右中間の安打を奪って同点とし、さらに七回二死後四球、安打、敵失で1点を加え逆転した。しかし高商はその裏、すかさず得意の集中打を奪って再びリード。八回一本の二塁打で1点を返し、なお食い下がる沼田の追撃を振り切って辛勝した。
◎ 沼田はよく高商を追いつめたが、わずかに力およばず惜敗した。沼田の攻撃陣は積極的に好球を撃って出たが当たりは不運にも野手の正面をついて五回まで無安打だった。しかし元気な攻撃ぶりだった。六回4つの四球で1点を返し、さらに一死満塁のチャンスに山田が右中間に安打したが、二塁走者がホームをつかず三本間にはさまれ刺されたのは失敗で、リードできる好機を自らつぶしてしまった。沼田の尾崎投手はカーブを多投して好投したが、後半高商の強力打に力つきた感じ。高商は上位打者が気負いすぎて凡打していたのと主戦木暮の後半の荒れた投球が苦戦の大きな原因だった。














【沼 田】   【高崎商】
(中) 阿部益 31 0 1 2 0 0 0(中) 高見沢 5 1 1 00000
(左) 清水 4 000 1000(捕) 増山 40 1 0 0 10 0
(一) 丸山 3 1 1 1 1 000(二) 広兼 2 10 2 300 1
(捕) 山田 3 0 2 2 0000 (右左右) 麻田 5 1 000000
(右) 永井 2000 0000(三) 阿久沢 4 1 100000
右投 佐野 1 0 00 1 000 (一左) 佐藤 4 1 2 00000
(三) 阿部達 3 0100 10 1(左) 樋口21100000
(遊)山越4000000 1投一投金井20100000
(投) 尾崎 310 11000 (投右一投) 木暮 2000 2000
伊与久 0 0 0 0 0 0 0 0 (遊)土屋40100000
(二) 金子 4 1 1 0 1 0 0 1                    
30 4 5 5 7 1 0 3 34 6 8 2 5 11 1

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