沼田高校野球部史
沼田高校野球部
昭和25 (1950) 年 夏 (第32回)
投 | 佐々木二二夫*(2年) | 中 | 小菅五三夫 (3年) |
捕 | 飯塚和也 (3年) | 右 | 永井 稔 (3年) |
一 | 上村 功 (3年) | 捕 | 茂野 孝 (1年) |
二 | 北沢 進 (3年) | 捕 | 井沢隆幸 (1年) |
三 | 小出 勝 (2年) | 捕 | 金井利之 (2年) |
遊 | 武井 将 (3年) | 捕 | 阿部嘉四郎 (1年) |
左 | 山西秀雄 (2年) | 捕 | 植村 元 (2年) |
校長 | 三瓶 温 |
部長 | |
監督 |
*佐々木二二男の間違いと思われる。(同窓会名簿により確認)
走塁がおそい
◎ 久しくCクラスに呻吟していた沼田高校の今年の躍進は目覚ましく、Bクラスの上位は動かない。今シーズンに入ってからの成績は8勝5敗。富高、渋高、伊商、勢多農などを退けている。水際立ったスタープレーヤーはいないが、攻守共によくまとまり、朱書の飯塚捕手の好リードのもとに武井、永井らが中心となって相当の失点にも従来のように崩れを見せず、斉々*と体勢を盛り返す粘着力が出て来ている。難を言えば走塁の遅いことで、生くべきを死に、勝つべき試合を失ってほぞをかむことも一再ならずだ。ともあれ打倒桐工をめざす今年の同チームは創設以来の黄金時代の観がある。
第二回戦 7月20日 高崎城南
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◎ 伊工は一回と六回に挙げた大量点にものをいわせ七回11−0と引き離しコールドゲームで勝った。投、攻、守の三拍子揃って格段の開きが認められた。
それにしても伊工、星野投手に全く封じられ、遂にノーヒットで敗れた沼高の貧打は、寂しかった。
それにしても伊工、星野投手に全く封じられ、遂にノーヒットで敗れた沼高の貧打は、寂しかった。
三 塁 打 細井 ・ 星野 二 塁 打 細井 ・ 金子 |
沼 高 | 伊 工 | |||||||||||||||
(6) | 武井 | 3 | 0 | (6) | 今井 | 5 | 2 | ||||||||||
(4) | 北澤 | 3 | 0 | (5) | 金子 | 3 | 1 | ||||||||||
(9) | 永井 | 3 | 0 | (3) | 細井 | 4 | 3 | ||||||||||
(2) | 飯塚 | 2 | 0 | (4) | 田中 | 4 | 0 | ||||||||||
(1) | 佐々木 | 3 | 0 | (8) | 五十嵐 | 4 | 0 | ||||||||||
(7) | 山西 | 2 | 0 | (1) | 星野 | 4 | 2 | ||||||||||
(3) | 上村 | 2 | 0 | (2) | 松島 | 4 | 1 | ||||||||||
(代) | 植村 | 1 | 0 | (7) | 山口 | 3 | 1 | ||||||||||
(5) | 小出 | 3 | 0 | (9) | 新井 | 2 | 0 | ||||||||||
(5) | 小菅 | 1 | 0 | (代) | 阿久津 | 1 | 0 | ||||||||||
(8) | 茂野 | 1 | 0 | (9) | 木村 | 1 | 1 | ||||||||||
振 | 四 | 盗 | 失 | 打 | 安 | 振 | 四 | 盗 | 失 | 打 | 安 | ||||||
10 | 2 | 0 | 5 | 24 | 0 | 5 | 1 | 2 | 3 | 35 | 11 |
昭和25 (1950) 年 春の県大会
第二回戦
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昭和25 (1950) 年 秋の県大会
第一回戦
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*「安中蚕糸」というのは通称で、本当は「安中」という地名は校名には入らないようです。
第二回戦
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