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昭和41(1966) 年 春

第一回戦 4月10日 県営敷島


チーム 10
沼 田
育 英
【沼 田】亀井−佐藤
【育 英】井出−吉沢 ▽二塁打:犬飼

昭和41 (1966) 年 夏 (第48回)

(投)青木道雄(3)
(捕)佐藤彰一(3)
(一)亀井利幸(3)
(二)水田明徳(3)
(三)小林重雄(3)
主(遊)後藤光幸(3)
(左)山田雅夫(3)
(中)藤井賢一(3)
(右)佐藤京次(2)
捕  渡辺伸一(2)
〃  中山力夫(2)
〃  高橋賢一(2)
〃  杉木勝司(2)
〃  後藤 満(2)
校長金井久七 部長???? 監督阿部一雄
座禅組み精神修養
◎ 「球に食いつくんだ」。紫色の赤城を背にした夕暮のグラウンドに阿部監督の激しいしったが飛ぶ。真黒になったノックボールを必死に追う38人の部員。ユニホームは汗と泥がにじんで、まるでボロ切れ。毎日放課後三時間の練習。一人平均120本のノック。練習は十分だ。
 「ベスト4突入まちがいなし」と阿部監督も自信たっぷり。攻守は今迄にない充実ぶりだ。
◎ 部創部は昭和2年*と古いが、長い間足踏み状態が続いた。ところが長い眠りからさめた火山のように、3839年連続して準決勝に進出。大会をわかせた。昨夏は期待されながら二回戦で藤岡に敗れ、精神力の不足をしみじみ感じた。この弱点をおぎなおうと、今年は5月末に一週間市内の禅寺に合宿、朝夕45分の座禅をして精神修養を積んだ。
*「沼高七〇年史」 p.358には昭和2年に新しいグラウンドが出来、後援会も作られた旨が書かれているが、同じ「沼高七〇年史」 のp.345では「大正九年、・・・新たに・・・野球部・・・の十一部が設けられた。」という記述があり、近年の野球部関係者の見解としては沼田高校野球部の創設は「大正9年」と捉えている。
◎ 今年の強みは青木、亀井の完投々投二人を持っていることだ。青木は春痛めた肩が全快し、上手投げの速球、シュートが武器。球質も重い。亀井は横手投げのシュートが得意。春の県大会ではほとんど投げ度胸もついた。この春強肩をかわれて三塁手から転向した捕手佐藤がうまくリードしている。
◎ 打撃では一番後東、クリンアップトリオの山田、藤井、佐藤と好打者がそろっている。全員一応どのコースも打っているだけに調子にのるとうるさい。内野守備は遊撃手後東がカナメ。外野はいずれも堅い守りだ。
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第二回戦 7月19日 高崎城南

チーム
沼 田 1;
大 泉

大泉、沼田に惜敗
◎ 大泉は打力の差を足でよくカバーして善戦したが、沼田の長打力に押され、ついに1点差で惜敗した。
◎ 沼田は二回、藤井の二塁打を足場に3安打で1点を先取。三回には二死後、佐藤の三塁打を含む2安打と敵失で2点。八回にもこの日鋭い振りを見せる佐藤彰が二本目の三塁打を右中間深々と放ち、代打青木の左犠飛でかえり、追いすがる大泉を突き放した。
◎ 大泉は二回、一死球一安打で同点。五回には中前安打の赤坂が三進し二死後、一塁走者高柳と重盗に成功してかえり、七回にも内野安打に出た赤坂三盗、動揺した沼田の亀井投手の暴投を誘い出し、再度同点とするなど、少ないチャンスを確実にものにするなど下位打者の活躍が目立った。

【沼 田】   【大 泉】   投手
(二) 水田 4 0 0(捕) 金子 3 0 0 亀井 7 4
(右)佐藤京 4 00 (三)高柳 3 00 青木 2 1
中山

0

0(中) 善如寺 00 吉田 9 10
杉木 0 0 0(遊) 仲曽根 4 10 ▽三塁打=佐藤彰2
▽二塁打= 藤井
▽併殺=沼1、大2
▽暴投=亀井2
▽失策=
大3(仲曽根、吉田、萩本)
【審判】(主)風間 (塁)岡田、伊藤、森泉
(遊) 後東 3 2 0(投)吉田 4 1 0
(捕) 佐藤彰 43 1 (一) 萩本 3 0 0
(中) 藤井 3 1 0間々田 100
(投) 亀井 3 0 0(二) 長谷川 300
打投青木 0 0 1(右)赤坂 4 20
(三) 小林 4 3 1 (左) 諸星 2 1 1
(一) 渡辺 4 1 0         
(左) 山田 3 0 0        
           
4 3 2 1 7 33 10 3 12 4 0 3 5 31 5 1
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第三回戦 7月20日 高崎城南

チーム
沼 田 10
高崎工

沼田前半で勝負を決める
◎ どちらの投手も立上りが悪く、これにつけ込み、攻撃をゆるめずたたみかけた沼田が前半で勝負を決めた。一回沼田は制球に苦しむ山口から四球を選んだ水田を、佐藤京が犠打で送り、二死後佐藤彰が左前に適時打してかえし、さらに二安打を連ねて1点を加えた。二回には代わった金井投手からその立上りを攻め、後藤の右中間深々と抜く三塁打をはじめ、藤井の二塁打など三安打、二つの四球を集めてこの回大量の4点を入れ勝負を決めた。
 その後も攻撃をゆるめず六回1点、八回にも一つの四球、一安打ながら二盗塁で守備陣をかく乱し、敵失をさそってダメ押しの3点を奪った。
◎ 高工も同じように青木投手の立上りを攻め、三沢が四球のあとすぐに二盗、稲垣の犠打で三進後、守備陣の動揺をついた山口のスクイズが成功、これが幸運の内野安打となり、その後も二つの四球、一安打で二点を奪い互角に進めた。しかし二回以後は大量点に気をよくした青木に押さえられ、四回敵失を生かして拾った1点に終わった。

【沼 田】   【高崎工】   投手
(二) 水田 2 1 0(三中) 三沢 20 0 青木 6 4
(右) 佐藤京 3 1 1長谷川 0 0 0 亀井 2 0
(遊) 後東 4 1 2(遊) 稲垣 3 0 0 山口 1 3
(捕) 佐藤彰 4 2 1(投二) 山口 3 1 1 金井 5 6
(中) 藤井 4 2 2 (中) 鈴木 1 0 0 浅見 2 1
(投一) 青木 5 21(右) 松崎 31 0 ▽三塁打=後東、青木
▽二塁打=藤井
▽失策= 沼3(水田、小林、渡辺)、高3(三沢、鈴木、関口)
【審判】(主)阿部 (塁)岡田、松浦、須藤
(三) 小林 40 0 越谷 100
打三 武井一 1 0 0 (一投) 浅見 2 00
(一)  渡辺 20 0 (左) 関口 2 0 0
打一 後藤 100 伯田 2 1 0
打投 亀井 1 0 0 (捕) 今井 ;41
(左) 中山 2 1 0 (捕) 武井裕 000
    (捕) 金井 201
           
1 7 3 6 9 33 10 7 4 8 2 4 8 25 4 2

準々決勝戦 7月23日 前橋敷島

チーム 7回コールド
前橋工   14
沼 田  

前工は全員得点
◎ 前橋工は一回一死後清水が死球で出塁、制球が乱れる沼田の亀井投手から四球と高橋幸の二塁打で2点を先取。打線は調子に乗って、二回に横堀、高橋政、木村の連続長短打とスクイズで3点を加え、五回にも亀井と救援の青木両投手に清水・高見沢の長短打、2つの四死球とスクイズ、敵失で5点、七回にも栃窪・清水の二塁打を含む5安打と二内野敵失で4点など全員安打、全員得点の記録で一方的に押しまくった。
◎ 沼田は一回二死後四球と藤井の右前安打で得点機をつかんだが、後続打者がピンチに動じない高見沢に抑えられて得点できなかった。
◎ チームわかれて対決
 前橋工の清水二三昭左翼手は沼田中出身とあって、沼田メンバーのほとんどと顔見知り。沼田の先発投手亀井利幸君とは中学時代、県下中学野球で優勝した仲間。二人は三回対決したが、清水が1安打、1死球、1凡打で勝った感じ。これをみた沼田応援席から「郷土愛がたりないよ」の声があり、場内ドッとわいた。

【前橋工】   【沼 田】   投手
(二) 桜井 5 1 2(二) 水田 30 0 高見沢 7 4
(三) 栃窪 3 1 2(遊) 後東 3 1 0 亀井 4 6
(左) 清水 3 2 1(捕) 佐藤彰 2 0 0 青木 3 8
(投) 高見沢 4 3 2(中) 藤井 3 2 0 ▽二塁打=高橋幸、木村、高見沢、栃窪、清水
▽併殺=前1、沼1
▽暴投=亀井
▽失策=前1(栃窪)沼3(小林2、水田)
【審判】(主)菊田 (塁)早野、鈴木慶、長岡
(右) 高橋幸 3 1 2 (一投) 青木 3 0 0
(捕)  太刀川 4 10(投一) 亀井 30 0
(一) 横堀 21 1 (三) 小林 300
(中) 高橋政 4 2 0 (左) 山田 3 00
(遊) 木村 42 2 (右) 佐藤京 2 1 0
           
1 6 2 2 5 32 14 12 5 1 0 0 5 25 4 0
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昭和41 (1966) 年 秋

第一回戦 9月27日 県営敷島

チーム
前 橋
沼 田
【前橋】関−渡辺
【沼田】石川−高橋 ▽三塁打:中山
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