沼田高校野球部史
沼田高校野球部
昭和８ (1933) 年 夏
| 投 | 綿貫 | 左 | 鬼頭定賢 | ||||||||
| 補 | 高橋恒二 | 中 | 武内 | ||||||||
| 一 | 深沢 | 右 | 桑原 孝 | ||||||||
| 二 | 小野 | 補 | 長井久二 | ||||||||
| 三 | 佐藤 | 補 | 金井達雄 | ||||||||
| 遊 | 斉藤 | 補 | 高橋嘉一郎 | ||||||||
| 校長 | 安達成之 |
| 部長 | |
| 監督 |
第一回戦 ７月２６日 前橋中グランド
開始10：07am、終了1:45pm
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沼中猛打を浴びせ、断然高中に迫り、補回戦に敗る
◎沼中猛打を浴びせ２点を先取。断然優勢を示し、五階点を加えて勝敗すでに決せりと見えたが、高中俄然肉薄。五回裏４点を入れ、七回沼中３点を入れるや高中３点を入れ、果然同点。
試合はクライマックスに達し、好打・好守接戦を続け、補回戦に入り10回裏高中奮起して一死後１点を加え、８−７で遠来の沼中惜敗の恨みをのむ。
試合はクライマックスに達し、好打・好守接戦を続け、補回戦に入り10回裏高中奮起して一死後１点を加え、８−７で遠来の沼中惜敗の恨みをのむ。
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▲ 二 塁 打 ｜ 一 |
【沼田中學】 | 【高崎中學】 |
▲ 二 塁 打 ｜ 一 | |||||||||||||||
| (三) | 佐藤 | (遊) | 吉川 | |||||||||||||||
| (遊) | 齋藤 | (右) | 佐藤 | |||||||||||||||
| (左) | 桑原 | (三) | 小林 | |||||||||||||||
| (中) | 成内 | (投) | 五十嵐 | |||||||||||||||
| (投) | 綿貫 | (捕) | 高橋 | |||||||||||||||
| (捕) | 高橋 | (左） | 高草木 | |||||||||||||||
| (二) | 小野 | (一) | 六川 | |||||||||||||||
| (右) | 鬼頭 | (二) | 金森（信） | |||||||||||||||
| (一) | 深澤 | (右) | 金森（政） | |||||||||||||||
| 過 失 | 盗 塁 | 四 死 | 三 振 | 犠 打 | 安 打 | 打 数 | 過 失 | 盗 塁 | 四 死 | 三 振 | 犠 打 | 安 打 | 打 数 | |||||
| 9 | 4 | 7 | 11 | 2 | 6 | 43 | 9 | 9 | 9 | 9 | 0 | 7 | 40 | |||||
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戦評 沼田中學の投手綿貫君は内外野のコントロールに味を見せて四回まで高中打線の無気力もあつて立派な投球ぶりであつたが十一個の味方の失策に勝利投手として栄えなかつたのは残念だつたらうが高中打者は徒に好球を見のがしてボールに手を出し飛球が多かつたのはその選球眼のなさを暴露した、とまれ沼中の健闘善戦は昨年の優勝校を土俵際まで追詰めた正に驚嘆に値するものがある（笹治球審談）
前中球場から
沼中と高中戦は沼田が苦もなく敗退すると予想して居たフアンの大半は三塁側に陣取ったが冒頭から沼中の堅棒ガンガン猛打するので、これはこれはとフアンに大異動高中をやつつけろと聲援盛んであつたが俄然戦ひ半ばにして七對七の大接戦となり補回戦で高中幸運に恵まれ沼田惜敗した、沼田の躍進振りの目覚ましいのに来年こそ見事に進出出来ようと賞賛の雨が降る
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(出典不明)
平成８年野球部（「沼高百年史」より）
